難病の多くは未だ原因が不明なもの、有効な治療法や薬剤が見出されていません。罹患すれば長期にわたる療養生活を余儀なくされ、患者やその家族は多大なる経済的、精神的負担を強いられることになります。
この事業では、今すぐに生活面、経済面、精神面に劇的な改善を求めることは難しくとも、将来にわたり少しでも患者や家族、医療従事者の負担軽減となる新たな治療法や薬剤の発見、ケアシステムの改善につながる研究を支援し、研究成果の情報提供を行っています。
今後の新しい研究に活かせる可能性も重視し、難病についての医療水準の向上、患者や家族のQOL(生活の質)の向上を目指します。
調査研究番号 | 研究テーマ | 研究機関 |
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22-1-1 | 心筋障害・心肥大・心不全の遺伝子・分子生物学的メカニズムの解明とその臨床応用 | 大阪難病研究財団 22 世紀難病ラボ |
22-1-2 | 新しい抗アレルギー薬理機構を持つ天然物によるアレルギー疾患治療戦略 | 大阪難病研究財団 22 世紀難病ラボ |
30-1-1 | 認知症のバイオマーカーの開発及び依存症の重症化予防の研究 | 大阪精神医療センター こころの科学リサーチセンター |